さて、複業を行うにせよ、準備するための「副業」を行うにせよ、やらなければならないことが幾つかあります。ここでは「最低限やるべき事」を整理したいと思います。
1)就業規則を確認しよう
はい。もうここは(残念ながら)大前提です。そもそも「副業禁止」の企業では副業ができません。まずは「企業のどういうルールを守れば複業(副業)が出来るのか?を押さえましょう。正直、ルール違反をしても手痛いしっぺ返しを食らうだけです。必ず会社員としてルールを遵守して行動するようにしましょう。
▼副業禁止だった! どうしたらいいの?
もし「うちの会社は副業禁止だった」となっても諦めることはありません。たとえば、「ウェブサイトを運営する」とか「SNSで活動する」とか「お金を対価としない」アクションなら今すぐ出来るはずです。経験を積むのであれば、チャレンジは出来るはずです。そしてチャンスを伺いましょう。企業は今「副業」を解禁する傾向にあるのですから。
2)とことんオープンに行こう
これは、僕が特に大事にしているポイントで、複業を考える人には強くオススメしたい事なのですが、ハッキリ言ってまだまだ「副業(特に複業)」は世間から理解されていません。「本業が疎かになるんじゃないの?」と言う色眼鏡は間違いなくありますし、一方で、本気で本末転倒にしている人もいることでモヤモヤしているのも事実です。
ですから、ここは正直「とことんオープン」に行きましょう。僕の場合は、メインの事業者の経営層に「副業がやりたいです。なぜなら、世の中にはこんな問題があって、この会社では出来ないからです」と相談し、OKを頂きました。それによって、小さい事でいちいち「これが会社にバレたらまずいんじゃないか」とか「ここまではやり過ぎなんじゃないか」とか無駄に悩むことがなくなりました。
複業を成すためには「本業の会社との深い信頼関係と理解」が無くては絶対に成立しません。しっかり業務をこなし、自分のベストを出しながら「それでもやりたいことがある」と言えば、きっと前向きな返事がもらえる事でしょう。そして、そのことには常日頃から感謝の気持ちを持ち、会社と向かい合うことが大切です。
3)リーンにスタートアップしよう
「複業」化する前に「副業」を行ってみよう!の記事でも書きましたが、まずはリスクを「徹底的に排除」することです。副業はギャンブルではありません。しっかり、準備を行い、「成功する確率」をあげて行きましょう!
