「副業・複業」と聞いた時に、あなたの頭の中には「何をしようかな~?」という思考回路が出ていると思います。しかし、実はそれだとスタートラインから少し危ういかもしれません。
そもそも、「副業を上手にこなすコツ」と言うのは「まったく新しい事にチャレンジする」よりも(それはそれで否定しませんが)、「いま、あなたに出来ることから作る」と言うのが基本的な考え方になります。たとえると(最近が違うらしいですが)スーパーで、売れ残りの野菜を加工して「お惣菜」として販売。みたいな、「あなたに、出来ること」を「アレンジ」して職業にする、と言う考え方の方が上手くいきます。
なぜか?
それは、副業にせよ、複業にせよ、それが「仕事」だからです。
あなたの本業の会社(なんなら、あなたの部署)に「ズブの素人」がある日やって来ても大活躍が出来ないのと同じことです。副業と言えども「競合」は存在するわけでして「あなたにとっては「副業」でも、ある人にとっては「本業」だったりする可能性もある訳ですね。そんな時に「なんの経験もないんだよね」で入って来ても、やれることなんて限られてしまう訳です。
そこで、まずは「自分の手の届く範囲」から考える事にします。こうすると、それだけで「自分の得意ごと」を使うので、それがマネタイズ(儲ける)に足るのかの判断がある程度出来るようになります。
これは、趣味の副業にしても、仕事の副業にしてみても同じ事で、そこが起点になる事で「成功確率」は当然のごとく上昇しますし、「継続していける可能性」も同様に上がっていく訳です。なぜなら、もともと自分がそれに嗜好があった訳ですから。
ですので、少しでも成功確率を上げる副業を考えるときは、まず「足下」の「自分のスキルや趣向」を見ながら、取り掛かるものを考えてみるのがいいんじゃないか。僕はそう言う風に思います。
