ブログ 複業ライフハック

「お客様本位の提案」はどこから生まれるのか

投稿日:2018年9月25日 更新日:

マルチワーカーを成立させる最もシンプルで重要なことは「仕組化・効率化」です。とは言っても、単純に「幾つものことを並行して走らせなさい」と言うだけは厳しいですよね。と言うことで、その辺りをひもといて行くこのカテゴリ。今回は「提案のコツ」です。

人は「理想の提案」よりも「できそうな提案」を求める。

僕自身、職業柄よく「提案を受ける側」なので、これは複業にしたときも非常に意識していることですが、この仕事をしていると「ご立派な提案」を受ける事が良くあります。この「ご立派な提案」と言うのが何かというと「確かに、そう言う状態ならば、それは理想的でしょうね」というタイプの提案なのですが、残念なことにこの手の提案が「採用」されることは、ほとんどありません。

なぜかと言うと「現状のレベル」に対して「理想」との「ギャップ」が大きすぎるからです。もし、あなたからまるで、評論家から出てきたような提案が出て行き、それをお客様が目の当たりにしたら、その人はおそらくこう思うでしょう「この人、うちのことを何もわかっちゃいない」と。

このギャップがどこから生まれるのかというと、あなたが相対している相手の「レベル(知識的なものや、金銭的なものなど)」を勘案していない事が要因です。つまり、たとえばあなたが相手から仕事を受注しようと思ったら、その個人の特性を生かして「表現」や「レベル」は、相手に合わせて提案しなければなりません。

これを書くと、これまで僕が「複業ではコアを決めてやりましょう」と書いてきた事と「違っている」と捉える人がいるかもしれませんが、実は「違っていません」。なぜなら、これまで私が否定してきたのは「何でも屋になる事」と言う「横軸の広さを広げすぎないようにしましょう」と言う事であって、今回のような「相手に合わせてレベルを変える」と言うのは「同一スキル内の縦軸での調整」になるからです。

ちょうど、先日うちの娘が似たような状況になっていたのですが、娘はソロバンを習っているのですが、ある日先生から「レベルの高い宿題」を冊子でもらってきて、1問も解けずに涙目になって佇んでいたんですね。

解けなくて悔しそうな娘に「じゃあ、優しいのにしてもらおうか」と説得して、1レベル落としてもらったら、数は多いのですが、楽しそうに解いて、いまコツコツと積み上げています。

根本はこれと一緒です。

結局、我々がお客様に「カリキュラム」を渡しても同じ事が起きると、僕は考えていて、そこにはアレンジの余地が必ずあります。大事なのは、相手が「なんとか手が届いて進められそうだ!と思う」と言う現実感であり「理想だけをいくら語っても、人は動かない」と言う事です。

特に大企業で管理職をしていたような人からすると(中途採用などでの失敗例でもありますが)「こんな仕組み(環境)も整っていないのか!」と憤慨すらするケースがあると思いますが、逆に考えれば、もともと「そう言う状態だから」我々に声がかかっているわけです。

そのことを本質的に理解することで、本当の意味での「お客様本位」の提案が出来ることでしょう。それこそが、この「プロ複業」の醍醐味でもあります。

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  • この記事を書いた人

でん太@プロ複業家

都内在住の40代1児の父。管理職の本業・サラリーマン会社員と複業で同じくらいの年収を作り、その後、独立。その後、独立1年目にして年商4,000万円、年収約2,000万円に到達したおっさんです。 当ブログではサラリーマン・正社員からの複業の始め方、働き方、メリット、会社との関わり方、独立の方法などを、僕の複業の事例を元に公開しています。

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