これは、ある人の言動から「やっぱり、怖い側面があるな」と学んだことで、そこから僕がずーっと守っている思考のルールの話です。昨今、「副業」でもこんな流れが結構あるので、今回はこのネタを取り上げます。
もし、あなたの前に「楽して稼げる!」みたいな副業の広告が出てきたら、ちょっと「おっ!?」って思いますよね。
僕も思います。
でもですね。よーく考えて欲しい事があってですね。
注意ポイント
そんなに「ワリのいい話」だったら、紹介なんかしないで、その人がやっているはずなんですよ(笑)
いや本当に。
こう思うようになったのは、以前の職場で中途採用で入ってきた「かつて投資物件の営業をしていた人」と飲んだ時に「あの手の話って、じゃあ(営業している)あなたも買えばいいじゃないのって切り返されないの?」と聞いた事がきっかけです。
この問いに対してその人は「あぁ~、そう言う人、たまにいます。で、そう言う時は『もちろん買いました』って言うに決まっているじゃないですか。買ってないけど」と真顔で返したのを見て「やっぱり、美味しそうな話は、ちゃんと自分の頭で冷静に吟味して考えないとダメだな」と、思ったものです(投資物件が悪いと言っているわけではありません。物事は自分の頭で背景を考えないといけないなという話です)。
結局、そこで本当にワリが良いなら、見ず知らずの人に出すはずがありません。それを出したとして、その人に「どんなメリット」があると思います? ないのですよ。
ただし。この手の話で「本当にワリのいい話」が転がっている時は実はあります。
たとえば「この家を設計してくれたら報酬はこのくらいだ!」みたいな感じの破格の案件が出てきた時。建築家の人ならそれ見て「美味しい!」って思いますけど、一般人には「そもそも美味しいのかすらわかりません」とまあ、こう言う世界なら、この話は成立します。
つまり「プロ」である事が前提の時ですね。これが「プロ複業家」が、プロたる所以でもあります。神えもんメソッドですね。「できる人が少ないから、美味しい」と、こう言う事です。
話を戻してまとめに入らせていただくと(笑)美味しい話を見たら、一瞬で構いません。
ポイント
「なんで、この人は、自分でやらないんだろう?」と、考えてみてください。
