今回のコラムでは、あなたが副業・複業を志して、案件を獲得しよう!と思った時、お客様に選ばれるための「差別化」についてお話しします。
たとえば、でん太には「マーケティング」と言うスキルがあり、これをもとに複業を行っている訳ですが、僕がいつも「同じ武器(強み)を使ってお客様に接しているのか?」と言うと、実は決してそんなことはありません。
わかりやすく事例にしてみましょう。
あなたが、「英語教師」で「副業」をしようとしていたとします。
あなたに必要なスキルは、間違いなく「英語」ですが、「英語教師市場」においては「英語をしゃべれます!」と声高に手をあげたところで、あなたは差別化がされていません。
なぜか? 理由は簡単です。
ポイント
英語教師が「英語を喋る」ことは「当たり前」だからです。
となると「英語をしゃべれる」と言う差別化軸は、あくまでも「英語教師をするための条件」であり「その市場に立つための差別化」として機能していますが、いざ案件の獲得をしよう!となった時には、優位性が消えている事になってしまいます。
さて、ではここで、あなたが2児の親で、子供の面倒を見るのが非常に得意だったとしましょう。
一見、仕事になんの関係もなさそうなこの「スキル」ですが、もし、募集されている仕事が「休日の親子英語教室」だったらどうでしょうか?
教える側が「親」であると言う資産が「強み」になる事で、あなたの優位性が際立ち、差別化がされているため、あなたが採用される確率は大きく向上する事でしょう。
逆に、その仕事以外でいくらあなたが「僕は2児の親でして…!」とアピールしても「はあ、それが何か…?」になってしまう事でしょう(笑)
このように、ご自身の持たれている
ポイント
「強み」と言うのは、適用する「場」ひとつで重み付けが「まるで変わってしまう」と言う特徴を持っています。
だからこそ、十分事前に「自分が持っているスキル」を整理し、頭の中に入れておく事が必要です。
案件が出てきた時に「どのカードを切るのが最も効果的な(メリットがある)のか?」を瞬時の判断で行うためには、準備が整っている(頭が整理されている)状況を作るのが効果的です。
副業・複業(仕事)というチャンスを確実につかむため、自分のスキルをぜひ整理してみてください。
