みなさんこんにちは。でん太です。今日は僕の複業スタイル「サラリーマンをしながら個人事業主」についてお話いたします。
これ、実は最近のある記事を読んでいて「あああぁ、そうか!」と気がついたことなのですが。実は僕らサラリーマンって「副業」で儲けようとすると、なぜか「給与」を前提に考えようとしますよね。
そこからズラした場合は「雑所得」とか「利益」の事を考えます。たとえば、投資での資産運用とか、転売の利益とかがそれに当たります。でも、これだけで「しっかり稼ぐ」のは結構大変です。そもそも、これは「自分の力で稼いでいる」とは少しずれている感もあります。
なんでなんだろう?と考えていたのですが、やっとわかりました。
もし、僕らが、実際に本業を軸にした「複業」で稼ごうとすると、実はもう一個、違う「稼ぎ方」があったのだと。
ポイント
それが「事業所得」です。
複業を、サラリーマンを軸にした形で起こそうとすると「本業を軸にした仕事(複業)」になります。これは、開業届を出して仕事を案件にして処理するスタイルなので、実は「事業」です。
そして、これは労働と違い「価値の提供」で勝負しています。
事業(価値の提供)になっている場合、まずお客様とのやりとりで発生するお金は「売上」です。そこから経費を差し引いて利益となるわけですが、そもそも僕らの会社員としての給与というのはこの「経費」の中に入っている訳ですね。
ところが、僕ら自身が「個人事業主」になった時は、これがそもそも事業になりますから売上=事業収入として、口座にドカンと入ってきます。そこから、諸経費を差っ引いて、次年度に税金を納める事を前提に「所得」が確定しますが、正直、「本業を軸にした複業」ならば、仕入れなどはほぼ発生しないため、あまり経費はかかりません。だから、売上が伸びる=所得が伸びるみたいな状況になります。
もちろん、納税の義務があったりしますから出て行く分がありますから「全部使えるという事はありません」が、事業に使うものを経費で購入するなど「お金全体のコントロール」ができるようになります。
これが、かなり楽しい。
ポイント
これまで、「個人事業主だけ」でこれを実現しようとすると「社会的な安定」が(会社印に比べて)弱い代わりにこのメリットを享受していた訳ですが、複業の時はこれを「サラリーマンの恩恵を受けながら、テスト的に個人事業主を軌道に乗せてみる」のような動きができるんですね。
これが、僕の言っている(やっている)複業のスタイルです。
そして、これが出来るとメリットの両どりなので純粋に強いです。
もちろん、軌道に乗せる苦労は相応にありますが、それでもこれまでのような「起業」よりは低リスクで出来るというのは大きいです。
そして、こういう動きを覚えておけば、老後の働きかたのイメージもつくんじゃ無いかな?と個人的には思っています。
ただし、間違えてはいけないのは「ノーリスクではありません」。開業届を出すと失業手当が出ないなどデメリットもありますから最後は自分でよく考えて、自己責任で行動してください。
僕の場合はこうやって「柱を2本」にした訳ですが、行動には(最初は)結構な労力が伴ったのは事実です。ただ、「会社員でありながら、事業主になる」というのは結構面白い選択肢でしたし、それのおかげで、今の楽しい生活が出来るようになったのは事実です。みなさまの、参考になれば幸いです。
