僕は副業を始めてから月収が本業に追いついて複業になった人です。そして、そこに到るまでの期間が「複業を始めてから6ヶ月」と言う超短スパンだった人です。実は、これには「上手く行った要因」があると思っています。今回のコラムでは、その要因について僕の経験(事例)をもとに書こうと思います。
僕が最初に複業を始めようと思った時、僕は(もともとマーケターなので)自己分析を行い「強みを切り出し、会社員である自分のスキルを個人事業主として販売できるように差別化」して売り出して行きました。
この「分析~差別化」の部分は、当サイトにもノウハウを書いていますし、それは実は「心がけがあれば誰でもできる事」です。が、これを実行に移すために、絶対にやっておいたほうがいい事(というか、やらないと進まない事)がもう1個ありまして、今回はそれを紹介します。
ポイント
それが何かというと「自分の1年後のイメージを持つこと」です。
「複業をしたい」というニーズは、実は行動に持っていこうとすると「結構大変」です。なぜか? 理由は簡単です。
ポイント
あなたに「何が何でも複業をしないといけない」という理由が、無いからです。
やらなくても、別に誰も困らないんですね。だから「やる必然性」に乏しく、それによって多くの人が「いつかは複業」と思っているのに、その最初の一歩が踏み出せず、いつまでたっても「時間ができたらやるのになあ」とか「情報収集だけは出来ているんだけどなあ」みたいな状態に陥りがちです。
しかし、神えもんはそんな「会社員の思考」を見抜いていたのでしょう。事あるごとに僕に聞いてきたものです。
「君は、1年後に複業でどうなっていたいのだ?」と。
この、簡単な質問に答えるためには、実は「自分の複業のあり方」について、しっかり考えないと、答えが出せません。
結果、僕が神えもんに最初に明言していたのは「1年後にはサラリーマンの月収くらいは稼げるイメージを持ちたい」宣言をしました。おかげさまで、いまの僕は、それがあくまでも「前倒しになった」と言うだけの状態だな。と、思っています(もちろん、出来過ぎだとは思っていますが)。
ポイント
この話のキモは何かというと「思考は現実化する」と言うことなのですが、それは「具体性のある形になっていることが前提」と言うことでもあります。
「1年後にサラリーマンの給与並みに稼ぐ」と言う目標を成し遂げるためには、どうあってもそれに至るだけの「行動量」が必要になります。意識のレベルが具体性を持つことによって「変わる」んですね。
だから「複業」をやりたい。は大前提として、「いつまでに、どうあるべきなのか?」もセットで考える。
ここまで出来ることで、初めて「行動」が伴う。その小さな差が、ゆくゆくは大きなアウトプットの差になると思っています。
