サラリーマン、会社員が複業を「しっかり形」にするには、やっぱり相応の時間が掛かります。なにせ、自分が培って来た「経験」を「スキル」に置き換えて、それを「市場に受け入れられる形で売る」と言うところ。
つまり「事業」まで持っていかねばいけないからです。
そんな時、人間なら「ドカンと成功したい!」と思うものです。ですが、複業で始めるなら、それは少し我慢して初めてみるのもいいかもしれません。
実は、会社員である僕らが(この個人事業主としての活動を行う際に)「複業(副業)と言う立場で始めるからこそ出来ること」があります。
ポイント
それが「小さく始める」と言うことです。
一般的に世の中の企業は、事業を決めた時、そこに「最大限の投資」を行い「価値を最大化する」事を(リスクを取りながら)行うわけですが、僕らは「本業」と言う本丸が残っているので、ここ(本業)がある種「最後の砦」の役割を果たしてくれています(もうちょっと違う言葉を使うとセーフティーネットでしょうか)。
つまり、仮に「複業でコケ」ても、まだ生活のバックアップは存在するんですね。
まず、ココを頭に叩き込んでおきましょう。
だからこそ。あなたは「焦る必要」はありません。
それを意識する事で、僕らには「小さく始める余裕」が生まれます。
そう。「本業があること」は、複業に支障があるわけではないんですね。
ポイント
むしろ、僕らは本業により「時間が限られている」代わりに「心の余裕」があるんです。つまり、これを使わない手はないのです。
もちろん、この条件で動き出そうとすると「時間が小さい(少ない)、お金(投資)が小さい(少ない)」と言う感じで(本業に対してと言う相対的な話になりますが)もともと使えるリソースが「小さい」でしょう。
しかし、あなたが「小さく始める」なら「小さいリソース」でも十分です。
この「限られた制限の中」で事業を「どう上手く回すのか?」にまずは注力することで、無駄のない筋肉質な「事業」を立ち上げる事ができます。
で、もし、育ってきたら、そこで「ガツン!」と舵を切って「大きく育てる」ように持っていけばいいんですね。この体系でトライアルが出来るのは、あなたに「本業」が存在する「副業・複業」のタイミングだけです。
実際、僕も「このスタイルがいいな」と決めてから徐々にアクセルを踏み込んで行きました。
ですので、ぜひ会社員の人は「会社員だからこそ」の余裕を生かして活動をし、「限られた時間でも出来る、限られた事業」を歓迎しつつ、事業をスタートして欲しいと思います。
